自動車やバイクの整備、メンテナンスに挑戦しようと思った時、
「最初にどの工具を買えばいいのか分からない……」
と悩む方は多いと思います。
ホームセンターやネットショップを見ると工具セットも数多く販売されていますが、
「本当に全部必要なの?」
「結局どれを使うの?」
と疑問に感じる方もいるのではないでしょうか。
実際のところ、最初から大量の工具を揃える必要はありません。
まずは使用頻度が高く、さまざまな作業に使える基本的な工具から揃えていくことが大切です。
この記事の流れは、
- 工具セットは必要?
- 初心者が最初に揃えるべき工具6選
- まとめ
こちらで解説していきたいと思います。
工具セットは必要?
工具を探していると、「工具セット」を見かけたことがある方も多いと思います。
必要な工具をまとめて揃えられるため、
「とりあえずこれを買えば大丈夫かな?」
と考える方もいるのではないでしょうか。
実際、Amazonや楽天では安価で多くの工具が入ったセットも数多く販売されています。
もちろん、それらの工具が全く使えないというわけではありません。簡単な整備やDIYであれば十分使用できるものもあります。
しかし、セットの中には実際にはほとんど使わない工具が含まれていることも少なくありません。使わない工具まで購入してしまうのは少しもったいないですよね。
また、工具によっては精度や耐久性に差があります。
特に極端に安価な工具セットの場合、ボルトやナットとのかみ合わせ精度が低かったり、耐久性が十分でなかったりすることがあります。そのため、長期間使用することを考えると、国内の信頼できる工具メーカーと比較して不利になる場合があります。
一方で、国内メーカーの工具セットという選択肢もありますが、その分購入費用は高くなります。
さらに、ラチェットやスパナには長さや形状などさまざまな種類があり、作業内容によって使いやすいものが異なります。セットを購入すると、それらの仕様を自分で選べないというデメリットもあります。
まずは使用頻度が高く、本当に必要な工具から少しずつ揃えていくのがおすすめです。
ここからは、整備初心者が最初に揃えておきたい工具を紹介していきます。
初心者が最初に揃えるべき工具6選
ここからは、私が整備初心者の方に最初に揃えてほしいと考える工具を6種類紹介していきます。
もちろん、今回紹介する工具だけで全ての整備を網羅できるわけではありません。
しかし、使用頻度が高く、多くの整備作業の基本となる工具ばかりです。
これから工具を揃えようと考えている方は、まずは今回紹介する工具から優先的に揃えてみてください。
ラチェット
ラチェットは、ソケットを取り付けてボルトやナットを回すための工具です。
一方向にだけ回転する機構を持っているため、工具を何度も掛け直す必要がなく、効率よく作業を進められます。
自動車やバイク整備では使用頻度が非常に高く、まず最初に揃えたい工具のひとつです。
Ko-ken Z-EAL 3726Z
TONE RH3FH
KTC BR390F
どれを選べばいいか迷った場合は、まずはスタンダードタイプの3/8インチ(9.5sq)ラチェットがおすすめです。
今回は、Ko-ken Z-EAL、TONE、KTCから3つ紹介しています。
ラチェットの種類やメーカーごとの違いについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
ラチェットおすすめ3選!KTC・TONE・Ko-kenを徹底比較【初心者向け】
KTC・TONE・Ko-ken・neprosのラチェットを比較|ショート・スタンダード・ロングの違いとは?
ソケット
ソケットは、ラチェットに取り付けてボルトやナットを回すための工具です。
ラチェットだけでは作業できず、サイズに合ったソケットを組み合わせることで初めてボルトやナットを回せるようになります。
自動車やバイク整備では使用頻度が非常に高く、ラチェットとあわせて揃えておきたい基本工具のひとつです。
SK11 スタンダード&ディープソケットセット
Koken Z-EAL コーケン Z-EAL スタンダード&ディープソケットセット
ソケットは、標準的な長さのスタンダードソケットと、奥まった場所のボルトやナットに対応できるディープソケットの両方を揃えておくと便利です。
今回は、SK11とKo-ken Z-EALのスタンダードソケットセット、さらにそれぞれのディープソケットセットを紹介しています。
ソケットの種類や選び方について詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
ラチェット用ソケットの種類と選び方まとめ【初心者向け】
エクステンションバー
エクステンションバーは、ラチェットとソケットの間に取り付けて長さを延長するための工具です。
手が入りにくい場所や、奥まった位置にあるボルトやナットを回す際に活躍します。
ラチェットやソケットほど使用頻度は高くありませんが、整備をしていると必要になる場面が多いため、あわせて揃えておきたい工具のひとつです。
Koken エクステンションバーセット
TONE エクステンションバー 75mm 150mm 250mm
今回紹介するのは、Ko-kenのエクステンションバーセット「PK3760/6」と、TONEの75mm・150mm・250mmのエクステンションバーです。
さまざまな長さをまとめて揃えたい方にはKo-kenのセット、まずは必要最低限の長さから揃えたい方にはTONEの3本がおすすめです。
この3本を持っているだけでも対応できる作業の幅は大きく広がります。
エクステンションバーの種類や使い方について詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
ラチェット用エクステンションバー&ユニバーサルジョイントの選び方まとめ【初心者向け】
スパナ・メガネレンチ
スパナ・メガネレンチは、ボルトやナットを回すための工具です。
ラチェットやソケットは便利な工具ですが、工具自体の厚みがあるため、狭い場所では入らないことがあります。
そんな時に活躍するのがスパナやメガネレンチです。自動車やバイク整備では使用する機会が多く、ラチェットとあわせて揃えておきたい基本工具のひとつです。
TONE コンビネーションスパナセット CS100
今回紹介するのは、TONE コンビネーションスパナセット CS100です。
コンビネーションレンチは、片側がスパナ、もう片側がメガネレンチになっており、1本でさまざまな作業に対応できます。
自動車やバイク整備でも使用する機会が多く、最初の1セットとしておすすめの工具です。
スパナ・メガネレンチの種類や選び方について詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
レンチ・スパナの種類と選び方|メガネレンチ・コンビレンチの違いとおすすめを解説
六角レンチ
六角レンチは、六角穴付きボルトを締めたり緩めたりするための工具です。
自動車やバイクには六角穴付きボルトが使用されている箇所も多く、整備をしていると使用する機会が意外と多くあります。
セット品を1つ持っておくとさまざまな作業に対応できるため便利です。
eight ネオボール L字六角レンチセット
Koken Z-EAL ヘックスソケットセット
今回紹介するのは、エイト ネオボール35 9本組と、Ko-ken Z-EAL ヘックスビットソケットレールセットです。
六角レンチと聞くと、多くの方がL字タイプの六角レンチを思い浮かべるのではないでしょうか。
最初はL字タイプのセットだけでも十分ですが、ラチェットに取り付けて使用するヘックスソケットも持っておくと、より効率よく作業を進められます。
六角レンチの種類や選び方について詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
六角レンチおすすめ完全ガイド|初心者向けに種類・選び方・使い分けを解説
ドライバー
次に紹介するのはドライバーです。
工具と聞いて、真っ先にドライバーを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
プラスネジやマイナスネジを回すために使用する工具で、自動車やバイク整備でも使用する機会が多くあります。
ラチェットやスパナ・メガネレンチとあわせて、最初の段階で揃えておきたい基本工具のひとつです。
VESSEL 貫通ドライバー
- プラスNo.2 100mm
- プラスNo.3 150mm
- マイナス6mm 100mm
- マイナス8mm 150mm
今回紹介するのは、ベッセルの貫通ドライバーです。
セット販売がないため単品での紹介になりますが、上記のサイズは自動車やバイク整備で使用する機会が多いサイズです。
まずはこの4本を揃えておけば、多くの作業に対応できます。
ドライバーの種類や選び方について詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
おすすめドライバー|初心者が最初に買うべき種類と選び方を解説
まとめ
ここまで読んでいただきありがとうございます。
今回紹介した工具をもう一度まとめると、以下の6種類です。
・ラチェット
・ソケット
・エクステンションバー
・スパナ・メガネレンチ
・六角レンチ
・ドライバー
どれも自動車やバイク整備で使用する機会が多く、最初に揃えておきたい基本工具です。
今回紹介した商品は、どれを選んでも長く使っていけるものばかりですが、可能であれば実際に工具ショップへ足を運び、握り心地やサイズ感を確認してから購入することをおすすめします。
整備を始めたいけれど、どの工具を買えばいいのか分からない。
そんな方が最初の一歩を踏み出すきっかけになれば幸いです。










コメント